kakoart ~孤高の美術巡り~

美術が心の拠り所のかこが、日々の美術巡りに出会った感情や詩を綴るブログです。

第8回ふるさと美術展


季節の変わり目を感じながら、美術展へウキウキしながら行って参りました。


第8回ふるさと美術展です。


日本画の画家さんが大勢展示されています。


中でも、中村英生さんの日本画は心の切なさや居心地の良さを感じさせてくださる良い作品でした。
「サンゴの窓」は深い海の静けさの中に、美しさを誰にも主張するわけでもなくただ存在しているけれど、もったいないほどに美しい。
色彩や群青の青さに惹かれます。
神殿のような柱は古代を思わせ、神秘的に感じさせます。


たくさんの作品を観て、一貫として共通するのは、余計な物は一切なく、シンプルに緻密に繊細さがあり無駄がないことです。
深く勉強をしている方々にしかできない技術や、表現の幅の広さが解ります。
そうした作品は幅広い世代に受け入れられ、後世に遺るのだなぁと思いました。


私の好きなイラストレーションな絵もあり、ここには描ききれませんが全ての作品から良い影響をいただきました。

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